ISBN:4094080252 文庫 幸田 真音 小学館 2004/04 ¥730

幸田 真音 著 「凛冽の宙」 ★★★☆




今回の題材は「不良債権」。

この著者の作品を読むと,「ホント今の日本経済って大丈夫かよ?」って考えさせられる。

今問題の年金問題も,国会でなにやら大騒ぎのようで,もうなにがなにやら・・・って感じ。

金融関係で唯一自分に身近なのは為替状況。この為替によって仕事の売り上げがどうこうってことはないんだけど,円高になると少しばかり仕事がやりづらくなるんだな。

こうした為替状況も,「あー上がったよ,おー下がってきた」なんて軽い感じで毎日見てるけど,この為替の上下にもいろんな裏事情があるんだよね。

難しくてイマイチ良く分かんない世界だけど,まったくの無知はホント問題ですな。少しは勉強せねば・・・。

話が脱線したので感想へと戻そう。
いつもちょっとばかりのミステリを含ませる著者だが今回はそれが少し弱かった。最後もなんだか中途半端で,最後の結末まで書き終えて欲しかったな。

まぁいつもながら勉強になる経済小説なので星は3.5としておこう。

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