松岡 圭祐の「千里眼の死角」読了
2004年8月8日 読書
ISBN:4093861307 単行本 松岡 圭祐 小学館 2003/11 ¥1,680
松岡 圭祐 著 「千里眼の死角」 ★★★☆
今までにも増して設定がものすごいです。
コンピューターが意識を宿す。まるで映画の「ターミネーター」だ。まだ人間の支配下における上での意識なので人間に反逆するわけではないんだが。今のテクノロジー進歩をみると,この小説で書かれている程度のことは,そのうち現実となってもおかしくない気がするので,すべてをSFを片付けてしまうのは乱暴かもしれない。
それと,「福井晴敏」のレビューでも同じようなことを書いたんだけど,うざい固有名詞はホントいらないです。作者自身がベンツに乗っていて好きなのは分かるけど,いちいち車の性能やら正式品名なぞは書いてくれるな。
松岡 圭祐 著 「千里眼の死角」 ★★★☆
世界各地で原因不明の「人体発火」現象が多発。英国王室のシンシア妃は何故かこの事件報道に極度に敏感な反応を示し,バッキンガム宮殿に引き篭もる。王妃の精神状態を探るため,臨床心理士の嵯峨敏也が宮殿に招かれた。その事件の陰に存在していたのは,全人類の歴史を覆す恐怖の策略だった。嵯峨は旧知の元航空自衛隊F15パイロット・岬美由紀に協力を求める。死地へと踏み込んだ美由紀は,予想しえなかった戦慄の事態に直面する・・・・・。遂に宿敵メフィスト・コンサルティングと決着。<ミドリの猿>から<ダビデ>まで,すべての謎が一挙に解き明かされる。催眠・千里眼シリーズの第10巻特別記念作。
今までにも増して設定がものすごいです。
コンピューターが意識を宿す。まるで映画の「ターミネーター」だ。まだ人間の支配下における上での意識なので人間に反逆するわけではないんだが。今のテクノロジー進歩をみると,この小説で書かれている程度のことは,そのうち現実となってもおかしくない気がするので,すべてをSFを片付けてしまうのは乱暴かもしれない。
それと,「福井晴敏」のレビューでも同じようなことを書いたんだけど,うざい固有名詞はホントいらないです。作者自身がベンツに乗っていて好きなのは分かるけど,いちいち車の性能やら正式品名なぞは書いてくれるな。
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