森 博嗣の「朽ちる散る落ちる」読了
2004年8月17日 読書
ISBN:4061822527 新書 森 博嗣 講談社 2002/05 ¥882
森 博嗣 著 「朽ちる散る落ちる」 ★★★★
Vシリーズで一番良かったかも(?)。
舞台は,「六人の超音波科学者」で謎を残した場所。別にあれはあれで謎として残しておいても良かったのだが,ネタに困ったのか,まるでB面作品である。ところがどっこい,事件のスケールをでかくしたのが良かったのか,これがなかなかの出来映えであった。また森作品にしては珍しく,読後感もかなり良かった。更にいえば,森流のダジャレがツボにはまりまくった。これは私だけかもしれないが・・・・・。
とうとう残すはあと1作。S&Mシリーズのときのような肩透かしされる終わりだけは見せてくれるなよ。森センセ,頼んます。
森 博嗣 著 「朽ちる散る落ちる」 ★★★★
土井超音波研究所の地下,出入りが絶対に不可能な完全密室で,奇妙な状態の死体が発見される。一方,地球に帰還した有人衛星の乗組員全員が殺されていた。数学者小田原長治の示唆で事件の謎に迫る瀬在丸紅子は,正体不明の男たちに襲われる!前人未到の宇宙密室!ますます冴える森ミステリィ,絶好調Vシリーズ第9弾!
Vシリーズで一番良かったかも(?)。
舞台は,「六人の超音波科学者」で謎を残した場所。別にあれはあれで謎として残しておいても良かったのだが,ネタに困ったのか,まるでB面作品である。ところがどっこい,事件のスケールをでかくしたのが良かったのか,これがなかなかの出来映えであった。また森作品にしては珍しく,読後感もかなり良かった。更にいえば,森流のダジャレがツボにはまりまくった。これは私だけかもしれないが・・・・・。
とうとう残すはあと1作。S&Mシリーズのときのような肩透かしされる終わりだけは見せてくれるなよ。森センセ,頼んます。
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