加納 朋子の「ささらさや」読了
2004年8月19日 読書
ISBN:4344405048 文庫 加納 朋子 幻冬舎 2004/04 ¥600
加納 朋子 著 「ささらさや」 ★★★★
この方は私の好きな作家である貫井徳郎の奥さんである。
そんで,貫井が落選した「鮎川哲也賞」を受賞してたりする(笑)
そんな彼女の作品を始めて手にとってみたが,これが何とも言えず良い。女性らしい柔らかで優しいタッチがとっても軽快で,登場人物の一言一言が胸に響くのだ。主人公のサヤは新婚でユウ坊を生んだ数ヵ月後に夫を交通事故で亡くすのだが,挫けそうになりながらも周りに人たちに助けられながらひたむきに生きていくさまがなんとも涙をそそる。男ならだれもが「この女を守りたい!」って思うんではなかろうか。
加納 朋子 著 「ささらさや」 ★★★★
事故で夫を失ったサヤは赤ん坊のユウ坊と佐佐良の街へ移住する。そこでは不思議な事件が次々に起こる。けれど,その度に亡き夫が他人の姿を借りて助けに来るのだ。そんなサヤに,義姉がユウ坊を養子にしたいと圧力をかけてくる。そしてユウ坊が誘拐された!ゴーストの夫とサヤが永遠の別れを迎えるまでの愛しく切ない日々。連作ミステリ小説。
この方は私の好きな作家である貫井徳郎の奥さんである。
そんで,貫井が落選した「鮎川哲也賞」を受賞してたりする(笑)
そんな彼女の作品を始めて手にとってみたが,これが何とも言えず良い。女性らしい柔らかで優しいタッチがとっても軽快で,登場人物の一言一言が胸に響くのだ。主人公のサヤは新婚でユウ坊を生んだ数ヵ月後に夫を交通事故で亡くすのだが,挫けそうになりながらも周りに人たちに助けられながらひたむきに生きていくさまがなんとも涙をそそる。男ならだれもが「この女を守りたい!」って思うんではなかろうか。
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