ISBN:4061822713 新書 森 博嗣 講談社 2002/09 ¥1,029

森 博嗣 著 「赤緑黒白」 ★★★☆

深夜,マンションの駐車場で発見された死体は,全身を真っ赤にに塗装されていた。数日後保呂草は,被害者の恋人と名乗る女性から,事件の調査を依頼される。解明の糸口が掴めないまま発生した第二の事件では,色鮮やかな緑の死体が・・・・・!美しくも凄愴な連続殺人!快調Vシリーズもクライマックスの第10弾!


まず事件ね。最後なだけあって派手です。でも最後はやっぱり森ミステリ的な結末。動機なんてどうでもよろし。「殺したいから殺す」。或る意味真理であるが,やっぱり少し物足りない。まぁ森博嗣に懇切丁寧なラストを用意して欲しいとも,もう思わなくなってるので,まぁ良いのだが・・・・・。
そして,やっぱり気になるのは登場人物の進捗なんだけど,ここでもやっぱり森でした。萌絵と犀川の恋愛模様の結末に比べればまぁ読者サービスしたほうかな。
最後の最後でなにやら怪しい伏線をはってる。これって既刊済みの四季シリーズへの暗示だったのかなぁ〜?
そういえば,新シリーズが始まった。四季シリーズもまだ読んでないのだが,とりあえずゲットしといた。筆が早すぎて読んでも読んでも追いつかないなぁ。でも楽しみが尽きないので贅沢な悩みだが・・・・・。

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