西澤 保彦の「複製症候群」読了
2004年10月7日 読書
ISBN:4062734575 文庫 西澤 保彦 講談社 2002/06 ¥660
西澤 保彦 著 「複製症候群」 ★★★
相変わらずよくもまあ訳の分からん設定を考え付くものである。紹介文にあるように,光の幕に触れたら触れた人間のコピーができてしまうのだが,私の頭が弱いせいで,どっちがどっちだか良く分からなくなってしまった。こんな私が言うのもなんなんだが,"すべてが中途半端"という感が拭えない。「七回死んだ男」や「人格転移の殺人」を最初に読んでしまったおかげで,西澤・ヘンテコSFミステリときたら,期待せずにはいられないのだ。そんな彼の大傑作と比較させたら,星はまぁこんなもんだろう。
西澤 保彦 著 「複製症候群」 ★★★
兄へのコンプレックス,大学受験,恋愛。進学校に通う下石貴樹にとって,人生の大問題とは,そういうことだった。突如,空から降りてきた七色に輝く光の幕が人生を一変させるまでは・・・・・。触れたものを複製してしまう。七色の幕に密閉された空間で起こる連続殺人。極限状態で少年達が経験する,身も凍る悪夢とは。
相変わらずよくもまあ訳の分からん設定を考え付くものである。紹介文にあるように,光の幕に触れたら触れた人間のコピーができてしまうのだが,私の頭が弱いせいで,どっちがどっちだか良く分からなくなってしまった。こんな私が言うのもなんなんだが,"すべてが中途半端"という感が拭えない。「七回死んだ男」や「人格転移の殺人」を最初に読んでしまったおかげで,西澤・ヘンテコSFミステリときたら,期待せずにはいられないのだ。そんな彼の大傑作と比較させたら,星はまぁこんなもんだろう。
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