ISBN:4093861315 単行本 松岡 圭祐 小学館 2003/12 ¥1,470

松岡 圭祐 著 「カウンセラー」 ★★★

臨床心理士・嵯峨敏也はある小学校の女性教諭に注目する。彼女は独自の音楽療法を用いて不登校の児童たちを立ち直らせ,文部科学省からも教育者として高い評価を受けていた。が,彼女の一家を襲った惨劇が,彼女の人生を大きく変えてしまった。凶悪な犯行に及びながらも決して罰せられることがない犯罪少年に,彼女は激しく憎悪を燃やす。やがて復讐の一線を越えたとき,彼女のなかに冷酷な"もうひとりの自分"が宿りはじめた・・・・・。「催眠」の本格的なサイコミステリーに立ち返りつつ,より一層のリアリズムに満ちた精神医学と臨床心理学の世界を背景に,嵯峨の知識と能力の限りを尽くした活躍を描く新機軸スリラー最高傑作。


映画の影響なのだろうが,嵯峨敏也=稲垣吾郎(SMAP)と置き換えていつも読んじゃうんだよね。これがなかなか良い配役で全然違和感がないのだからすごい。
さて本の感想なんだけど,もう臨床心理士というよりも神への領域に達した超能力者といった感じでやや興ざめ。たまに平凡な人間くささを垣間見せるも,岬美由紀(これは水野美紀ね)同様にいささかやりすぎといった感じはいつものことなので,まぁ大目に見ておこう。

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