ISBN:4061822950 新書 高田 崇史 講談社 2003/01 ¥882

高田 崇史 著 「QED 竹取物語」 ★☆

"高群山の姫笹様は・・・・・滑って転んで裏庭の,竹の林で右目を突いて,橋のたもとに捨てられた"。不吉な"手毬唄"が残る,奥多摩は織部村。この村で,まるで唄をなぞったような殺人事件が発生。崇は,事件の本質を解き明かすべく,「竹取物語」の真実から「かぐや姫」の正体にまで迫る。まさに「QED」の真骨頂!


師走に突入し朝夜の冷え込みもきつくなってきた。そんな季節の電車の中では読書よりも,暖房の効いた車内での睡眠が最優先される・・・・・。このような時は深く考えなくてもいい本であるか,若しくは睡魔すら吹っ飛ばす熱中できる本が必要なのだが,そんなときに薀蓄本を読んでしまった。

睡魔と闘いながら,延々と語られる薀蓄・お酒(カクテル)のあーだこーだといった興味をそそられない話に,もうイッパイイッパイなのでした。最後の最後でミステリとして上手く着地をしたことと薀蓄によってある程度の知識を広げられたことを評価して最低点だけは免れる格好となった。もう少し集中して読んでいたら,こんな点数ではなかったのかもしれないが,なんとも読んだ時期が悪かった。

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