綿矢 りさ の「インストール」読了
2004年12月20日 読書
ISBN:4309014372 単行本 綿矢 りさ 河出書房新社 2001/11 ¥1,050
綿矢 りさ 著 「インストール」 ★★★
綿矢作品2作目です。たった1作で評価を決めるのは失礼だなと,そして時折みせた秀逸な文章を今作でも期待をし,今後も追いかけるべき作家かどうかを判断するために借りてみた。(偉そうな)
え〜と,結論から言ってしまうと「さようなら」ってことで,今後よっぽどのことがない限り読むことはないでしょう。「蹴りたい背中」よりかは楽しめたんだけど,なんかパンチが足んないんだよね。章ごとに構成されていないので,なんかダラダラとした展開のまま最後まで行き着いてしまって,結局最後は「それで・・・?」っていう微妙な感想を持つだけに終わってしまう。
それでも本作でも「おぅ!」ってな文章を見ることができたので,才能というかセンスはあるんでしょう。ただ,まだ若すぎて文章に遊び心というかこなれたモノを見せられるまでには至ってないのでは思うのだけどどうなのですかね?
綿矢 りさ 著 「インストール」 ★★★
女子高生と小学生が風俗チャットでひと儲け。押入れのコンピューターからふたりが覗いた“オトナの世界”とは!?最年少・17歳、第38回文芸賞受賞作。
綿矢作品2作目です。たった1作で評価を決めるのは失礼だなと,そして時折みせた秀逸な文章を今作でも期待をし,今後も追いかけるべき作家かどうかを判断するために借りてみた。(偉そうな)
え〜と,結論から言ってしまうと「さようなら」ってことで,今後よっぽどのことがない限り読むことはないでしょう。「蹴りたい背中」よりかは楽しめたんだけど,なんかパンチが足んないんだよね。章ごとに構成されていないので,なんかダラダラとした展開のまま最後まで行き着いてしまって,結局最後は「それで・・・?」っていう微妙な感想を持つだけに終わってしまう。
それでも本作でも「おぅ!」ってな文章を見ることができたので,才能というかセンスはあるんでしょう。ただ,まだ若すぎて文章に遊び心というかこなれたモノを見せられるまでには至ってないのでは思うのだけどどうなのですかね?
コメント