井上 夢人の「クリスマスの4人」読了
2004年12月25日 読書
ISBN:4334737986 文庫 井上 夢人 光文社 2004/12/10 ¥600
井上 夢人 著 「クリスマスの4人」 ★★★★
映画の「ラストサマー」を思い出させる展開です。読んだ人の大半は同じ印象を持ったんではないでしょうか?ですが,ここには猟奇的な連続殺人なんぞは発生しません。っていうか死体そのものが出てこないのです。それはどういう意味か?それは是非とも読んで確認していただきたい。個人的にはこういうミステリとしての着地は好きではないんだけど,個人的に好きな作家さんということと,文章の上手さに頭が下がる思いで採点が甘くなってしまうのでした。
井上 夢人 著 「クリスマスの4人」 ★★★★
1970年,ビートルズが死んだ年の聖夜,物語は始まった。その夜を共に過ごした二十歳を迎える四人の男女。ドライブ中の車の前に突然,飛び出してきたオーバーコートの男。彼らには重大な秘密を共有する羽目になった。その後,十年毎に彼らを脅かす不可解な謎と,不気味に姿を現す男。2000年,時空を超えた結末は,破滅か,奇跡か!?奇想あふれる傑作長編小説!
映画の「ラストサマー」を思い出させる展開です。読んだ人の大半は同じ印象を持ったんではないでしょうか?ですが,ここには猟奇的な連続殺人なんぞは発生しません。っていうか死体そのものが出てこないのです。それはどういう意味か?それは是非とも読んで確認していただきたい。個人的にはこういうミステリとしての着地は好きではないんだけど,個人的に好きな作家さんということと,文章の上手さに頭が下がる思いで採点が甘くなってしまうのでした。
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