西尾 維新の「クビツリハイスクール―戯言遣いの弟子」読了
2004年12月30日 読書
ISBN:4061822675 新書 西尾 維新 講談社 2002/08 ¥819
西尾 維新 著 「クビツリハイスクール―戯言遣いの弟子」 ★★★☆
講談社側の無理な注文(密室・200ページ以内)に,頭を抱えてしまい,なんとか書き上げたってな印象です。
まぁ相変わらずのキャラ萌え作風で戯言も面白いんだけど,トリックが全然イケてない。固定ファンを掴まえて売れている作家さんだから刊行にまで辿りつけたんだろうけど,まだ何の評価も受けていない作家さんだったら,絶対にダメだしを出されているであろう。そんくらいミステリとしてはダメダメです。一応面白いことに変わりはないんで,これからも読み続けていく作家さんではあるけど,ミステリ作家という認識は改めておく必要があるかもしれない・・・・・。
西尾 維新 著 「クビツリハイスクール―戯言遣いの弟子」 ★★★☆
「紫木一姫って生徒を学園から救い出すのが,今回のあたしのお仕事」「救い出すって・・・・・まるで学園がその娘を拘禁してるみたいな言い方ですね」人類最強の請負人,哀川潤から舞い込んだ奇妙な依頼にしたがって私立澄百合学園,またの名を《首吊高校》に潜入した「ぼく」こと"戯言遣い・いーちゃん"は恐るべき殺戮の嵐に巻き込まれる―――。新青春エンタの真打ち,<戯言シリーズ>。維新を読まずに何を読む!
講談社側の無理な注文(密室・200ページ以内)に,頭を抱えてしまい,なんとか書き上げたってな印象です。
まぁ相変わらずのキャラ萌え作風で戯言も面白いんだけど,トリックが全然イケてない。固定ファンを掴まえて売れている作家さんだから刊行にまで辿りつけたんだろうけど,まだ何の評価も受けていない作家さんだったら,絶対にダメだしを出されているであろう。そんくらいミステリとしてはダメダメです。一応面白いことに変わりはないんで,これからも読み続けていく作家さんではあるけど,ミステリ作家という認識は改めておく必要があるかもしれない・・・・・。
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