大沢 在昌の「ニッポン泥棒」読了
2005年1月30日 読書
ISBN:4163236309 単行本 大沢 在昌 文藝春秋 2005/01/15 ¥2,000
大沢 在昌 著 「ニッポン泥棒」 ★★★★☆
本屋さんで2度手に取っては棚に戻しを繰り返し,3度目に手に取ってやっとレジに持っていくという,買うべきかどうかをさんざん悩ませてくれた本です(笑)
でも買って大正解だった。改めてこういうパソコンとか最先端の技術系を扱った作品が好きなんだなと実感。
スケールのでかい内容なのに,登場人物の主格達が等身大というか身近に感じさせるキャラクタに設定したことで,現実味を帯びた世界となり,話だけが一人歩きすることなく見事な展開を見せてます。スケールがでかいといえば,松岡圭祐の千里眼シリーズがあるけど,あれは登場人物も破格で,まるで現実的じゃないからねぇ。まぁあれはあれで良いんだけどさ。
とりあえず今年一発目のヒット作。ラストをもう少し書いてくれたら満点をだせたのになぁ〜と思うとホント残念です。
大沢 在昌 著 「ニッポン泥棒」 ★★★★☆
『産経新聞』連載を単行本化。未来完全予測ソフトをめぐり,恐るべき争奪戦が始まった! 世界各国の諜報機関のデータを盗み出した末に作られた未来予測ソフトが完成。それを解凍する鍵を握らされた男女に魔の手が迫る!失職し,妻にも去られた男・尾津は,見ず知らずの男に「あなたと,もう一人の女性が,世界を変えるソフトウェアの鍵なのだ」と告げられる。突然の出来事に驚く尾津。そして様々な諜報機関が彼を囲い込むべく動き始めます。やがて見えてきたソフトの正体は,世界中の機密情報を盗み出した末に作られた未来予測ソフト「ヒミコ」でした。これを開発した集団に,ソフト解凍の鍵を「握らされた」尾津と,もう一人の女性・かおるの運命は? 膨張するネット社会の恐怖を描いた傑作です。
本屋さんで2度手に取っては棚に戻しを繰り返し,3度目に手に取ってやっとレジに持っていくという,買うべきかどうかをさんざん悩ませてくれた本です(笑)
でも買って大正解だった。改めてこういうパソコンとか最先端の技術系を扱った作品が好きなんだなと実感。
スケールのでかい内容なのに,登場人物の主格達が等身大というか身近に感じさせるキャラクタに設定したことで,現実味を帯びた世界となり,話だけが一人歩きすることなく見事な展開を見せてます。スケールがでかいといえば,松岡圭祐の千里眼シリーズがあるけど,あれは登場人物も破格で,まるで現実的じゃないからねぇ。まぁあれはあれで良いんだけどさ。
とりあえず今年一発目のヒット作。ラストをもう少し書いてくれたら満点をだせたのになぁ〜と思うとホント残念です。
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