ISBN:4344404416 文庫 浦賀 和宏 幻冬舎 2003/10 ¥720

浦賀 和宏 著 「彼女は存在しない」 ★★★★

平凡だが幸せな生活を謳歌していた香奈子の日常は,恋人・貴治がある日突然,何者かに殺されたのを契機に狂い始める・・・・・。同じ頃妹の度重なる異常行動を目撃し,多重人格の疑いを強めていた根本。次々と発生する凄惨な事件が香奈子と根本を結びつけていく。その出会いが意味したものは―――。ミステリ界注目の,若き天才が到達した衝撃の新領域!


ひょっとしたら浦賀作品の中で1番かも。
デビュー作からの3部作(勝手にそう思ってる)も,衝撃的だったけど,単品で評価するならばコレかと思わせたくらい凄い。

ここでネタバレしたい気持ちでイッパイだが,ここがミステリ書評としての辛いところ。この気持ちを汲んでいただいて,ぜひとも書店で手に取っていただきたい。

しかし・・・,講談社以外から上梓される作品の方が面白いなー。これからも彼には幅広く活躍してもらいたいもんですな。

コメント

SSR

最新の日記 一覧

<<  2025年5月  >>
27282930123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031

お気に入り日記の更新

この日記について

日記内を検索