西澤 保彦の「仔羊たちの聖夜(イヴ)」読了
2005年2月19日 読書
ISBN:4043540027 文庫 西澤 保彦 角川書店 2001/08 ¥650
西澤 保彦 著 「仔羊たちの聖夜」 ★★★☆
事件はさておき(おいおいっ),本作では三人組の出会いが書かれてる。やっぱりこのシリーズで楽しみなのは三人組(ウサ子も入れると四人組だけど)の過去や成長であって,本作ではその過去を少し見せてくれた。今後の展開にも期待を持たせてくれる意味合いでとっても楽しめた。
いったい,タックとタカチの過去には何があったんだろう。そしてこの二人は今後どのようになっていくのだろう。想像するだけで楽しい。そしてボアン先輩。こやつも気になる。
事件の方も今回はある程度納得できる着地をみせてくれて,このシリーズの中ではかなり満足度の高い作品でした。
西澤 保彦 著 「仔羊たちの聖夜」 ★★★☆
通称タックこと匠千暁,ボアン先輩こと辺見祐輔,タカチこと高瀬千穂―――。キャンパス三人組が始めて顔を突き合わせた一年前のクリスマスイブ。彼らはその日,女性の転落死を目のあたりにしてしまう。遺書,そして動機も見当たらずに自殺と結論づけられた事件の一年後,とあるきっかけから転落死した女性の身元をたどることになった彼らが知ったのは,五年前にも同じビルから不可解な転落死があったということ。二つの事件には関連があるのか?そして今また,新たな事件が・・・・・。二転三転する酩酊推理,本格ミステリシリーズの逸品!
事件はさておき(おいおいっ),本作では三人組の出会いが書かれてる。やっぱりこのシリーズで楽しみなのは三人組(ウサ子も入れると四人組だけど)の過去や成長であって,本作ではその過去を少し見せてくれた。今後の展開にも期待を持たせてくれる意味合いでとっても楽しめた。
いったい,タックとタカチの過去には何があったんだろう。そしてこの二人は今後どのようになっていくのだろう。想像するだけで楽しい。そしてボアン先輩。こやつも気になる。
事件の方も今回はある程度納得できる着地をみせてくれて,このシリーズの中ではかなり満足度の高い作品でした。
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