森 博嗣の「工学部・水柿助教授の日常」読了
2005年3月12日 読書
ISBN:4344405889 文庫 森 博嗣 幻冬舎 2004/12 ¥600
森 博嗣 著 「工学部・水柿助教授の日常」 ★★★☆
森流のギャクが満載である。この森流のギャクがツボに嵌るか否かで,この作品に対する評価が決まるであろう。まぁ,森博嗣ファンならば,間違いなくヒットするものと思われる。特に,「ノックスの十戒」ならぬ,「プレゼントの十戒」には,笑わせてくれた。こういう下らない事に対して,あれこれと考察しているさまはホント面白い。
作中に,「大学の教授は変人が多い」みたいな文があったが,これには激しく同意する。仕事柄,理系の大学職員やIT系企業の社員と触れ合う機会が多いのだが,ちょっと世間ズレしている方が多いように思う。バカと天才は紙一重という言葉があるが,まさしくそのとおりである。いや〜,平凡な人間で良かったよ(笑)
森 博嗣 著 「工学部・水柿助教授の日常」 ★★★☆
水柿小次郎三十三歳。後に小説家となるが,いまはN大学工学部助教授。専門は建築学科の建築材料。よく独身と間違われるが,二歳年下のミステリィ好きの奥さんがいる。彼はいつしか自分の周囲のささやかな不思議を妻に披露するようになっていた。きょうもまた,あれが消え,これが不可解,そいつは変だ,誰か何とかしろ!と謎は謎を呼んで・・・・・。
森流のギャクが満載である。この森流のギャクがツボに嵌るか否かで,この作品に対する評価が決まるであろう。まぁ,森博嗣ファンならば,間違いなくヒットするものと思われる。特に,「ノックスの十戒」ならぬ,「プレゼントの十戒」には,笑わせてくれた。こういう下らない事に対して,あれこれと考察しているさまはホント面白い。
作中に,「大学の教授は変人が多い」みたいな文があったが,これには激しく同意する。仕事柄,理系の大学職員やIT系企業の社員と触れ合う機会が多いのだが,ちょっと世間ズレしている方が多いように思う。バカと天才は紙一重という言葉があるが,まさしくそのとおりである。いや〜,平凡な人間で良かったよ(笑)
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