伊坂 幸太郎の「ラッシュライフ」読了
2005年3月12日 読書
ISBN:4106027704 単行本 伊坂 幸太郎 新潮社 2002/07 ¥1,785
伊坂 幸太郎 著 「ラッシュライフ」 ★★★★
それぞれの物語が徐々に重なっていき,やがて見える物語の全体像。いやー,この手の手法にはめっぽう弱いのですよ。本格ミステリでこの手法を用いる場合は,どこに伏線が張ってあるのか?とか少なからず考えてしまうんだけど,本作はそんなこと考えずに,ただただページを捲りラストの感動へと辿りついたのでした。
こんな風にべた褒めしておいて満点ではないのは,途中で少しだれる所があったのと,時間軸において?と感じるところがあったのが原因。ちょいと厳しいのかもしれん。でも期待している作家だからね。これからも頑張ってほしいのです。
伊坂 幸太郎 著 「ラッシュライフ」 ★★★★
解体された神様,鉢合わせの泥棒,歩き出した轢死体,拳銃を拾った失業者,拝金主義の富豪―。バラバラに進む五つのピースが,最後の一瞬で一枚の騙し絵に組み上がる。ミステリを読む快感と醍醐味がここに!新潮ミステリー倶楽部賞受賞第一作。
それぞれの物語が徐々に重なっていき,やがて見える物語の全体像。いやー,この手の手法にはめっぽう弱いのですよ。本格ミステリでこの手法を用いる場合は,どこに伏線が張ってあるのか?とか少なからず考えてしまうんだけど,本作はそんなこと考えずに,ただただページを捲りラストの感動へと辿りついたのでした。
こんな風にべた褒めしておいて満点ではないのは,途中で少しだれる所があったのと,時間軸において?と感じるところがあったのが原因。ちょいと厳しいのかもしれん。でも期待している作家だからね。これからも頑張ってほしいのです。
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